今年はじめての光和堂通信です。
本年もよろしくお願いします。
今年の冬は、例年にない、厳しい寒さが続いています。このように寒波の続く日々は、心臓病や脳卒中の発作が起こりやすくなります。そこで、今回は心臓病や脳卒中に対処するためのチェックポイントと、これらの発作を引き起こす寒さや冷えの対策についてのお話です。
◆ 特集 今年は寒い! 脳卒中・心臓病チェック
(1) 日ごろ血圧が高い
[脳卒中]
(2) 朝起きた時頭が重い
(3) 手先、足先が冷える
(4) 肩や首筋がこる
(5) 頭痛がする
(6) 目が疲れる
(7) 便秘気味である
[心臓病]
(8) 背中がこる
(9) 胸が圧迫される。痛い
(10)動悸がする
脳卒中・心臓病予防法
(1) 手足を冷やさないよう手袋、靴下を上手に利用(寝ている間も使用してもよい)
(2) 手のひら、足の裏を血流がめぐるまでよく指圧・マッサージする
(3) 肩凝り、首筋のこり、背中のこりを解消しておく(光和堂へ)
(4) 腹八分目にする(満腹時に発作は起こりやすい)
(5) 便秘は必ず解消しておく(排便時の血圧急上昇は危険・・光和堂へ)
(6) 血圧を管理する(光和堂、病院へ)
怖い発作も、以上のことを注意しておけば大丈夫。寒さ、冷えは心臓病や脳卒中だ
けでなく婦人病にとっても大敵です。
寒さ、冷え対策
(1) 衣服を工夫する(スカーフを首に巻く。大判ストールを腰に。レッグウォーマーに
あったか室内ばきetc…)
(2) 足湯をする
(3) 温かい食物をとる(生野菜は体を冷やす)
(4) 暖房器具を上手に利用し、頭寒足熱を心掛ける(ホットカーペットの利用や、電気
毛布は腰から足をあたためるなど)
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寒さは、ストレスになります。寒い冬は、ゆっくりと湯船につかって、身体の芯から
温まり、寒さのストレスを十分に解消しましょう。
そこで、お風呂の中のちょっとした時間を利用して、足の冷え、引きつれ、疲れを解
消する、マッサージを紹介しましょう。(図参照)
◎ 自分でできる 即効指圧 その2 足
足のひきつれ
(1) 両手で足首を包んで1、2、3と圧迫します
(2) 両手で、足首からひざ頭にむかってゆっくりと中心より外側にむけてマッサージし
ます
(3) ひざの裏(リンパのあつまるところ)を圧迫します
(4) (1)〜(3)を3〜4回くり返す
足の冷え
(1) 湧泉(ゆうせん)又は足心(そくしん)を指圧します。さらに足の指先をもむよう
に指圧します。
(2) 足の裏にミニ使い捨てカイロを貼ります。低温やけどをしないように注意してくだ
さい。
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冬におけるもうひとつの大敵が乾燥です。乾燥は、のど風邪や扁桃腺炎を、皮膚には
かゆみやアトピー性皮膚炎を起こす原因になります。そこで、乾燥対策です。
◇ のど・お肌の大敵 乾燥から身を守ろう
[室内]
(1) 加湿器を使う
(2) 洗濯物や濡れタオルを干す
(3) 植物を増やす
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